2016/07/20 心を動かす営業
========================
的場卓也さん(35歳・自動車メーカー 営業マン)が・・・ お客様の心を動かした瞬間
========================
※このブログに「答え」はありません。
あるのは、あなたの営業アイデアを引き出すための質問です。
1分間で読める何気ないストーリーです。
ストーリーを読んで、あなたなりのアイデアをたくさん生みだしてください!
僕は35歳の営業マンです。 5年前に入社したこの自動車メーカーで、車の販売をしています。 先日、1人のお客様が相談に見えられました。 何やら、うちの車と他社の車で迷っておられるとのことでした。 実はこういうケースはよくあることなんです。 高額なものなので、時間をかけて選ばれるお客様が多くて…。 僕たち営業マンは一生懸命になって 特徴の説明やオプションのサービスなどをお伝えします。 そして何度目かのご来店の際、試乗中にお客様とお話しをしていると、 どうやら他社の車の方のデザインをすごく気に入っておられるようで… 試乗後、店に戻って今日こそはクロージングを… と、思っていたら、お客様は時間がないとのことで、お話できませんでした。 そして、帰り際に僕にこう言われました。 「少し考えて、明日中に電話しますね。」 嫌な予感がしました。 …次の朝、僕はなんとなく晴れない気持ちでいました。 でも、うちの車に興味を持ってわざわざ何度も店まで足を運んでくれたのだから 可能性は絶対にあるはず。 上司にかけあって出来る限りのサービスを適用した「最終見積もり」を作りました。 「どうせ断られるなら、会って断られよう!」 そんな気持ちで、電話を待たずにお客様宅へ。 幸運にもご自宅にいらっしゃいました。 突然の訪問で少し驚かれはしましたが、僕は想いをお伝えしました。 「これが僕に出来る全てです!いかがでしょうか(>_<)!」 … …… わずかな沈黙の後、お客様はにっこりしながら 「わかりました。では、それでよろしくお願いします(^o^)」 あまりに意外な返答に一瞬何が起きたのか分からなかったのですが、 僕に共感してくださったお客様は、その場で契約書を書いてくれました! 後で聞くと、僕が訪問するまでは他社の車にするつもりだったらしいです。 僕の熱意を感じてくれたらしく、「この営業マンから車を買いたい」と 思ってくれたと明かしてくれました。 涙が出ました! 会いに行って良かった!! ================================== ◆あなたの活動に変換する質問◆ ・途中で諦めて損をしていませんか? ・あなたの熱意はお客様に伝わっていますか? ==================================