2023/01/25 なぜか会っちゃった
2023/12/13
私は、ある企業の製造部門で 管理職をしています。 いわゆる工場長という立場です。 その立場柄、 資材や人材や設備に関する営業を 頻繁にお受けするのですが、 いかんせん、日々の業務が立て込んでおり、 なかなか対応しきれないというのが現状です。 普段は大体、 ご訪問いただいての面談等はお断りし、 資料のみをメールで頂くようにしているのですが、 なぜか昨日は、 資材関係で少し取引のある会社の営業マンの方と 会って、1時間も話し込んでしまいました。 その上、来週また彼が上司を伴って来社し、 再度打合せをすることになりました。 なぜこういうことになったのか、 振り返って考えてみたいと思います。 確か、先週電話がかかってきて… 「展示会があり、 そこに当社の新製品を 多数出展しているので ぜひ参加していただきたい」 という申し出でした。 確かに資材の見直しや 改善も私の業務管轄なので、 情報収集のために参加することも やぶさかではない、と一瞬思ったのですが、 展示会となると、 1日のスケジュールが埋まってしまうので、 さすがに今の時期は厳しいということで… 「お誘いはありがたいが、 今回は申し訳ないけど参加できそうにない」 とお断りしました。 すると、彼は… 「さすがに1日のご予定を開けていただくのは 難しいですよね、 工場長のお役に立てる最新の情報もあるかと 思いますので、 数十分だけでしたら お時間いただくことはできますか?」と。 営業マンの彼は、 「展示予定の製品や資料を持って来社し 説明させてほしい」という提案をしてきました。 私は、展示会への参加をお断りしたことに対して、 少し申し訳ないなと感じていたのもあり… 「来週火曜日の13時からなら 少し時間が取れると思います」と答えました。 このようなやり取りがあって、 昨日彼と面談したというわけです。 そして、話を聞いてみると、 その資材の導入を検討してみても良いかなと 思ったので、 来週上司の方にも来ていただき、 さらに詳しい話を聞かせてもらうことになりました。 資料をメールで頂くだけではなく、 会って話を聞いたというのが大きかったように 思います。 あ、今気づきました! もしかして、彼が電話してきた目的は、 「展示会のお誘い」ではなく、 「面談のアポイント」が真の狙いだったのでは!? まぁでも、 弊社にとっても有意義な情報が得られたので 結果的には来てもらって良かったです。 ================================= ◆あなたの活動に変換する質問◆ ・アポイントをいただくために どんな工夫をしていますか? ・お客様の心理を考えたアプローチは できていますか? =================================