KYO-KAN 営業!気づくブログ

株式会社KYO-KANの研修を受講してくださった方用のブログです。 このブログには「答え」はありません。あるのはあなたの営業に役立つ「質問」です。 メルマガのバックナンバー閲覧用としてご活用ください。

2022/03/30 餅は餅屋!

2023/12/13

耳馴染みがある方も多いのではないでしょうか。

【餅は餅屋】
同じ餅でも、結局餅屋がついた餅が
一番美味しいということから、
何につけても、その分野の専門家に
任せた方が上手くいくという意味で
使われる言葉です。

当然これは、インターネットも無く、
移動手段も限られていた時代にできた
“ことわざ”です。


「その分野の専門家」と言っても
無数の選択肢がある現代に置き換えたとしたら、
ただ単に「餅は餅屋」と言うより、
「どの餅屋を選ぶか?」ということが
重要になってきますよね。

餅のことは一旦置いておいて、
現代の飲食店でイメージしてみましょう。


例えば…

・カツオのたたきを食べるなら、
あの店以外考えられない!

・餃子をがっつり食べたいときは、
ちょっと遠いけどあの店まで行く!

・モツ煮込みを食べるなら、
絶対あの店!

・野菜を美味しく食べたい気分のときは、
あの店に限る!

・大阪でお好み焼きを紹介するなら、
ぜひあの店の豚玉を食べてほしい!

・生パスタと言えば
あの店が真っ先に思い浮かぶ!

など…

こんな感じで、私は「〇〇と言えばここ!」と、
自分の中で決まっているお店がいくつかあります。

それぞれ、初めて行ったときの印象が
良い意味でとても強烈でした。

飲食店だけに限らず、
皆様も「〇〇と言えばここへ行く!とか、
「△△で困ったら◇◇さんに相談する!」
という風に、自分の中で決まっていたりしませんか?


何が言いたいかと言いますと…

我々営業も
「〇〇と言えば◇◇さん!」のような
専門性や特徴がある方が、
お客様にとって分かりやすいし、
当然、インパクトも強くなります。

インパクトが強いということは、
「忘れられない」「口コミで周りに広がりやすい」
ということに直結します。

もちろん、
「幅広く色んなご要望にお応えできることも大切」
ということは大前提として、
お客様の記憶に「どのように」残るか?
(印象の与え方、憶えてもらい方)としては、
「専門性」というのが大きな武器になると思います。

「全てのジャンルにおいて完璧、
何を相談しても間違いない」というのが
理想ではありますが、
実際それはハードルが高いし、
差別化も難しいように感じます。

なので、
一点に絞って特徴を最大限に発揮する
というのが「専門性」ということになります。

上記の「カツオのたたき」のお店でいうと…

「よし今日はカツオのたたきを食べに
あの店へ行こう!」というのは、
私にとって、ただの入り口にすぎず…

結局のところ、そのお店に行けば、
それ以外のメニューも注文しますし、
実はこのお店の「タイ茶漬け」も絶品だった
ということを毎回、お店に行ってから思い出します。


あくまで、「憶えてもらう、興味を持ってもらう、
思い出してもらう」という意味で、
「一点突破」ができる特徴や専門性がある
ということは、私たち営業にとっても
非常に素晴らしいことですね!



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◆あなたの活動に変換する質問◆

・お客様はあなたのことをどのように
記憶していますか?

・お客様に「特徴的な印象」を
残すことができていますか?

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-営業マインド