2020/07/29 情報こそ宝なり
2020/12/24
========================
「迷惑な電話!?と思いきや…」 吉村和樹さん (44歳・飲食店経営者)
========================
※このブログに「答え」はありません。
あるのは、あなたの営業アイデアを引き出すための質問です。
1分間で読める何気ないストーリーです。
ストーリーを読んで、あなたなりのアイデアをたくさん生みだしてください!
ーーーーーーーー
僕は居酒屋の店主です。 やっとの想いで自分の店を持って、地元の皆様にご愛顧いただいて12年。 すごく楽しかった毎日が嘘だったかのように、今はこのコロナ禍で、想像もしていなかった状況に陥っています。 緊急事態宣言が解除され、何とか営業再開したものの、客足はすっかり遠のき、毎日閑古鳥が鳴いています。 できる限りの除菌対策、衛生管理をしていますが、さすがにご常連さんも自粛ムードで… 毎日の人件費も食材の仕入れロスも馬鹿になりません(涙) そんな状況の中、ある日お店の電話が鳴りました。 お客様のご予約かと思いきや… 「ご無沙汰しております!ABC設備、営業担当の上島です!」 厨房器具(冷蔵庫やコンロなど)の営業電話です…。 去年冷蔵庫の入れ替えを検討していたときに相談していた営業マンからの電話でした。 こんな状況で厨房器具をリニューアルできる訳ないだろ! タイミング悪すぎじゃないか? そう思いながら… 「すみません、今はちょっと冷蔵庫の入れ替えは考えてませんので…」 すると、その営業の上島さんは… 「違うんですよ吉村さん!」 「うちの会社がお世話になっている税理士さんにお願いして、飲食店さん向けの雇用助成金や給付金等の 解り易い資料を作ってもらったんです!」 「もしお困りでしたらこの資料をお持ちしますので、ぜひ活用してください!」 と…。 正直、僕は数ヶ月前から商工会のセミナーなどで、ある程度の知識を得て、、 すでに資金調達に動いていましたが、上島さんの心意気に感銘を受け、資料をいただくことにしました。 その資料を見てみると、僕が知ってるつもりでも知らなかった情報や、詳細な申請手順等も事細かに載っていて、 救いの手を差し伸べていただいたような感覚になりました。 更にこの上島さんが凄いのは… お客様が少なくなった居酒屋さんが今できる工夫の一つとして、 テイクアウトのお弁当を始めるために必要な準備や情報をまとめた凄く丁寧な資料も作って持ってきてくれました。 厨房器具の営業マンである上島さんから、 資金調達や業態の工夫などを前向きに進めるための大きなきっかけをいただきました。 感動しました。そして僕は決めました! この状況が収束したときには、上島さんにお願いして厨房器具を一新します! それができるように今できることを精一杯がんばりたいと思います!
==================================
◆あなたの活動に変換する質問◆
・今お客様が必要としていること(物、情報)は何ですか? ・お客様が前向きに頑張れるよう、寄り添うことができていますか?
==================================