2023/07/26　ツイてる営業、ツイてない営業

ツイてる営業マン
・・・Aくん

ツイてない営業マン
・・・Bくん


Aくんが夕方オフィスに
戻って来て部長に報告していました。
「今日、アポも取らずダメ元で
ABC商事に行きました！」

自席でそれを聞いていたBくんは…
（Aくんはいつも
適当な営業しているなぁ）


Aくんは続けます。
「そしたら、
偶然にも社長さんいらっしゃって、
面談できました！
しかも、
タイミングが良かったみたいで、
前向きに考えるから
すぐに見積りを欲しいと
言ってもらえました！」

聞き耳を立てていたBくんは
心の中でこう呟きます。
（羨ましいなぁ～
運だけで仕事ができて。
俺はついてないからなぁ～。）


Aくんの報告が一通り終わった後、
Bくんは部長に呼ばれました。

「Bくん時間ある？
ちょっと会議室で話そうか。」

最近成果が上がっていないBくんは、
ドキドキしながら会議室へ。

会議室に入るなり、
部長はBくんに尋ねました。
「Aくんの報告聞いてたでしょ？
どう思った？」

意外な質問が来て
咄嗟に本音が出てしまうBくん。

「あ…あの、Aくんは、えーっと、
いつも運が良くて羨ましいと思いました…。」
（あっ！ついつい本音が！）と焦るBくん。

叱られると思ったBくんの予想とは裏腹に、
部長は穏やかな笑顔で…

「そうだよね。
Aくんには先月も先々月も
良いことがあったよね。」

驚いた様子のBくんをよそ目に、
部長は[Aくんの活動記録]を見ながら
こう続けました。

「ただね、Aくんの訪問数が、
うちの全営業マンの平均より
3倍以上も多いって知ってた？」

「今日の報告にあったABC商事さんだって、
Aくん、ここ3ヶ月で10回以上は
足を運んでたんだよ。」

「しかも
社長さんに会えたときのために、
毎日帰社後資料を
ブラッシュアップし続けていたんだよ。」

「そして皆が帰った後、
Aくんに頼まれて私も何度も
ロープレに付き合っていたんだよ。」


Bくんは、
知らなかったAくんの努力を
一気に知ることになりました。

部長の話が終わるころ…
Bくんは
「ただただAくんを羨んでいた自分」が
恥ずかしくなりました。


そして、部長はこう締めくくりました。
「もし営業に『運』というものが
あるとすれば、
それは自分次第で
いくらでも掴むことができると
私は思うよ。」


Bくんは、
「まずはAくんの真似をすること」から
始めてみようと、固く決意しました。


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◆あなたの活動に変換する質問◆

・運を引き寄せられる
「日々の積み重ね」ができていますか？

・チャンスをものにするための
準備はできていますか？

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-自己管理