2021/03/31 ヤバッ!間違い電話!
2021/09/22
私は建築材料の卸売りをしている会社の新人営業マンです。 入社しておよそ1年になります。 先日、移動の合間に、お客様へ打合せの電話を1本入れようとしたときのことです。 プルルルルル、プルルルルル… 「ただいま電話に出ることができません。ピーという発信音の後に…」 留守電になったのでメッセージを残しました。 「お世話になっております。ABC建材の鈴木です。またお電話させていただきます。」 留守電にメッセージを入れ終わり、電話を切ってから…大変なことに気づき顔が真っ青になりました。 「あぁぁぁ!山田さんに電話するつもりが、間違えて山中工務店の山中社長にかけてしまってた!!!」 「しかも留守電残してしまってるぅぅぅ!!」 山中社長と言えば… 3か月ほど前にあるお客様の紹介で会わせていただいた、あの声の大きな怖そうな社長さんだ(汗) ビビってしまった私は、的外れな提案をしてしまって、それ以来、気まずくて電話を掛けられなかったあの人だ(汗) 「うわぁ…折り返しの電話があったらどうしよう…」 そんなことを考えていると… ブブー、ブブー… 私の携帯のバイブが鳴りました。 山中社長からの折り返しが…Σ( ̄ロ ̄)!! とにかく頭が真っ白なまま電話に出ました。 すると山中社長は… 「もしもーし、着信あったんですけど電話いただいてましたかー?」と。 私は心臓が飛び出しそうなほどドキドキしてましたが、必死に平静を装って、できるだけ明るい声で… 「山中社長!折り返しありがとうございます!ABC建材の鈴木です!ご無沙汰しております! あ、あの、以前、お会いさせていただいてからかなり日にちが経ってしまいましたが、最近どうされてるのかなと思いまして!」 山中社長からは意外な言葉が。 「あーABC建材さんね…。そうそう、そういえば近々大きな現場が動き出しそうだからちょうど今建材の手配先考えてるんだよ。」 予想もしなかった展開に驚いてる私をよそに、山中社長はさらに続けます。 「ちょうど良かったよ。資材表メールしとくから見積りお願いできる?」 私は、てっきり山中社長に嫌われてしまってると思い込んでました。 心の中で(山中社長!変な誤解をしていてすみません!)と思いながら… 「はい!ありがとうございます!喜んで!明日お見積書をお持ちさせていただきますね!」 神がかり的なタイミングで間違い電話をした自分を褒めてあげたい! (そもそも、きちんと定期的に連絡していればもっと良い関係を築いていたはずなのですが…良い勉強になりました。) ================================== ◆あなたの活動に変換する質問◆ ・コミュニケーション不足になっているお客様はいませんか? ・自らお客様から遠ざかってしまっていませんか? ==================================