2020/10/28 ちゃんと伝わってる?
2020/12/24
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とある親子の会話…
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※このブログに「答え」はありません。
あるのは、あなたの営業アイデアを引き出すための質問です。
1分間で読める何気ないストーリーです。
ストーリーを読んで、あなたなりのアイデアをたくさん生みだしてください!
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小学校3年生の息子は、ある日TVアニメを視ていてふと疑問に思うことがあり、父にこう尋ねた。 息子「あのワルモノはどうしてあんなに悪いことをするの?」 父「あのワルモノは、自己中心的で周りを思いやる気持ちが全く無いからだよ。」 息子「へぇ~そうなんだ。」 父「分かった?悪いことをしたら必ず自分に返ってくるんだよ。」 息子「うん分かった。」 父は息子の表情を見て、「何か疑問があるのかな?」と感じたので、念のためこう尋ねた。 父「どんなことが分かったか、言ってみてくれる?」 息子「う~ん、自分に返ってくるってこと。」 父「何が返ってくるのかな?」 息子「う~ん・・・」 父「分かったんでしょ?」 息子「えーっと…ごめん…。よく分かんない(-ω-;)」 父は、息子に「何が分かったか」を確認したことにより、自分が言いたかったことが息子に伝わっていないことに気づいた。 … 父はもう一度息子の前に腰を下ろし、彼にとって分かりやすい言葉や表現を選んだり、身近な出来事で例え話を交えたり、途中で理解度の確認を挟んだりしながら改めて伝えなおした。 … そして、再度息子に確認した。 父「今ので、お父さんの言いたいこと分かったかな?」 息子「うん分かった!他の人がどんな気持ちか考えないで、自分ばっかり楽しいことをしようとするから、あんな悪いことをするんだね!」 父「そうそう!よく分かってるね!」 息子「僕がお友達にされたくないことは、僕もお友達にしないようにするね!」 父「そうだね、相手のことを考える気持ちが大切だね。」 もし、最初に息子が「うん分かった!」と言ったことを鵜呑みにして、「よし!ちゃんと伝わった!」という勘違いをしてれば… 父が伝えようとしたことは息子に伝わらないままこの会話は終わっていたことになる。 恐ろしいことに、このような「伝わった」という勘違いは、家庭やや職場で日常的に発生し、その積み重ねが大きなミスや行き違いを生むことになる…。
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◆あなたの活動に変換する質問◆
・「伝えた」ことで満足せず、相手に「伝わる」まで伝えていますか? ・相手に合わせた伝え方(言葉選びや中間確認など)を工夫できていますか?
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