2018/11/14 ある居酒屋にて
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「私が選んだ居酒屋さん」 太田次郎さん (会社員/47歳)
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※このブログに「答え」はありません。
あるのは、あなたの営業アイデアを引き出すための質問です。
1分間で読める何気ないストーリーです。
ストーリーを読んで、あなたなりのアイデアをたくさん生みだしてください!
出張中の出来事です。 この日は、会食や懇親会などの予定が無かったので、 夕方仕事を終えて一旦ホテルに戻り、夕食を食べるため外へ出て、飲食店街を歩いていました。 少しだけお酒を飲みながら食事ができる居酒屋を探していたのですが、 なかなか一人で入るのは勇気がいるもので… とはいえ、お腹も減っているしあまり遠くまでは行きたくなかったので、 適当にお店を選んで、入ってみることに。 少し緊張しながら入ったその居酒屋さんは、凄く賑わっていて、 大きな声を出さないと店員さんを呼べないような状況で、一人で入った私は少し居づらいように感じました。 ビールと枝豆を注文し、ビールはすぐに持ってきてくれたのですが、枝豆がなかなかこない… ちょっと遅すぎるな… 忘れられているのかな… イヤだなぁ~… やっぱりお店はちゃんと選べば良かったな… そんなことを考えていると、ちょうど店員さんが目の前に来たので、 「あの~…枝豆注文してたのですが…」 店員さんは頭を深々と下げて 「すみません!大至急お持ちします!」 そしてすぐに、年配の男性(店長さん)が枝豆を持ってきてくれました。 「お待たせして申し訳ないです!枝豆と、冷やっこです!」 (冷やっこは頼んでないのに…) 私の怪訝な表情を見て、店長さんは小声で、 「お待たせしちゃったんで、サービスです! うちの冷やっこは豆腐屋さんが手作りしてるお豆腐を使ってるんです! 美味しいんで良かったら食べてください!」 ちょっとした気遣いが嬉しくて、その後、店長さんとも少し会話させていただきながら、 さらに何品か美味しいお料理を頂いて、気分もだんだん楽しくなってきました。 お店を出る頃には、最初の嫌な気持ちは全くなくなっていました。 豆腐もすごく美味しかったし、なんだか得した気分です(笑) 次の出張の時も必ずこのお店に来ると思います。
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◆あなたの活動に変換する質問◆
・ミスしてしまったとき、それをチャンスに変える考え方ができていますか? ・「お得感」を上手く演出できていますか?
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