2016/11/10 か・・・感動した!
2018/01/18
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松川明彦さん(57歳・会社役員)が・・・ 新人営業マンの行動に感激した話
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※このブログに「答え」はありません。
あるのは、あなたの営業アイデアを引き出すための質問です。
1分間で読める何気ないストーリーです。
ストーリーを読んで、あなたなりのアイデアをたくさん生みだしてください!
私はとある企業で役員を務めさせていただいております。 自分で言うのも何ですが、営業からの叩き上げと言いますか、 数年前まではずっと営業の世界で生きてきました。 現在は、わが社の営業教育制度などを統括する立場にあります。 ある日、普段いる東京の本社を離れて大阪の支店へ出張することになりました。 今回の出張最終日の夜、私が大阪支店長時代にお世話になっていた、 大阪の提携先企業の方に誘われ夕食をご一緒させていただきました。 彼とはもう15年来の付き合いで、当時はぶつかり合いながらも、 良き取引先、良きパートナーとして親しい関係を築いていました。 この日は、彼と彼の部下と私の3人で食事をすることになっていました。 彼が連れてきた部下はどうやら、期待の新人営業マンらしく、 なかなかしっかりとした爽やかな青年でした。 お酒も入り、ついつい私も熱くなって昔話や営業論に花が咲き、 気づけば初対面の若者に説教じみた話までしてしまう始末…。 挙句の果てには、「これでも読んでみなさい!」と自分が読み終えたばかりの 本をカバンから出してその若者に手渡していました。 取引先企業の新人営業マンをかなり遅い時間まで付き合わせてしまったのです…。 営業の話となると、時間が経つのも忘れてついつい熱く話し込んでしまいます。 あの若者がかなりの聞き上手ということもあり話は尽きませんでしたが、 東京で午前中に用があり翌日始発の新幹線で帰らないといけなかったので、 「また話そう!それまでにその本読んでおいて!」と言い、彼らと別れました。 翌日私は、少し寝不足でしたが、始発の新幹線に乗るため、 眠い目をこすりながら新大阪駅のホームを歩いていました。 すると、私の歩いて行く先に見覚えのある人影が… なんと昨日の若者がホームに立っていたのです。 「松川さん、昨日はありがとうございました!」 「すごく勉強になりました!そしてこの本もとてもおもしろくて昨日のうちに 読んでしまったので、早めにお返ししようと思い、新大阪まで来てしまいました!」 正直、驚きました。 そして、彼は本の感想を私に聞かせてくれました。 さらに、栄養ドリンクと缶コーヒーの入ったビニール袋を手渡してきました。 あっけに取られてるうちに、出発の時刻になり新幹線に乗り込みました。 缶コーヒーを飲みながら新幹線に揺られ、私はこんなことを考えていました。 「あの若者が喜んでくれることを何かしてあげたい」 「何か私が力になってあげられることは無いだろうか…」
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◆あなたの活動に変換する質問◆
・相手を感激させるようなことをしていますか? ・お客様はあなたに対して「何か力になってあげたい!」と思ってくれていますか?
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