KYO-KAN 営業!気づくブログ

株式会社KYO-KANの研修を受講してくださった方用のブログです。 このブログには「答え」はありません。あるのはあなたの営業に役立つ「質問」です。 メルマガのバックナンバー閲覧用としてご活用ください。

2016/06/22 これはライバルには知られたくない!

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石川 智弘さん(40歳・バイクショップ経営)が・・・

「ライバルには内緒にしよう!」と思っている秘策

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※このブログに「答え」はありません。
あるのは、あなたの営業アイデアを引き出すための質問です。

1分間で読める何気ないストーリーです。

ストーリーを読んで、あなたなりのアイデアをたくさん生みだしてください!


夢だったバイク屋を持つことができた。

個人で経営している小さなバイク屋だが、これが僕の子供のころからの夢だった。


バイク屋と言っても、毎日バイクが売れるわけではなく、ほとんどが修理の仕事だ。


ある日、年配の女性がスクーターで来店した。

原付免許を取った孫のために最新のスクーターのカタログを取りに来たらしい。



その年配女性がカタログを見ている間、
僕は彼女のスクーターのオイル量や空気圧を点検していた。



それに気づいた、彼女は僕に・・・

「点検とか頼んでないからいいですよ。」と。



どうやらこのお客さんは、点検が有料だと思ったらしい。




「これぐらい無料でしてるんで気にしないでくださいね。」と僕が言うと、

すごく驚いた様子で、とても良いバイク屋さんだと褒めてくれた。


僕も驚いた。


実際、どこのバイク屋でもこれくらいのことは無料でやっているはずなのに、
こんなに喜んでもらえるんだ・・・


僕たちバイク屋からすると、当たり前のことなんだけど、
お客さんからすると、無料で点検してもらえることは、嬉しいことのようだ。


バイク屋の常識は「点検=無料」

世間一般の常識は「点検=有料」

ということなのか・・・?



そこで僕はひらめいた。



後日、集客用のチラシに「簡単な点検は無料で行います」と一文を入れてみた。


すると「点検してください!」というお客さんが大勢来店してくれた。


当たり前のことを書いただけで、今までの折込チラシの3倍以上の集客ができた。


中には修理や買い換えが必要なお客様もいて、本当にありがたい限りだった。




この事はバイク屋仲間には秘密にしておこう・・・。


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 ◆あなたの活動に変換する質問◆ 

 ・あなたの「当たり前」と、お客様の「当たり前」の違いは?

 ・その違いを上手く使うことはできませんか?

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-営業マインド