2016/02/17 時間を忘れさせる営業マン
2018/01/18
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吉田和高さん(54歳・社長)が・・・
「つい時間を忘れて話してしまう」相手とは?
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※このブログに「答え」はありません。
あるのは、あなたの営業アイデアを引き出すための質問です。
1分間で読める何気ないストーリーです。
ストーリーを読んで、あなたなりのアイデアをたくさん生みだしてください!
私は中小企業の経営者という立場上、毎日何かしらの営業を受けている。
でも、先に進まない商談に時間を割いていては、本来やるべき仕事に集中できない。
申し訳ないとは思うが、なるべく営業は受け付けないようにしている。
もし会わなければいけない状況になったとしても、商談時間は30分以内と決めている。
でも・・・
あの印刷会社の営業マンだけは違う。
彼と話していると30分どころか、いつも1時間以上話してしまうのだ。
あるとき彼が帰った後に「なぜ彼には時間を割いてしまうのか?」考えてみた。
お世辞にも彼のプレゼンは上手とは言えない。
印刷の料金や納期なども、他社よりもダントツに魅力的だとは思わない。
なぜ、彼には時間を割いてしまうのだろう・・・。
ただ、一つ明確なことは、彼が私という人間に心から興味を持ってくれているということだ。
・前回の商談で私がチラっと話した本を読んで早速感想を聞かせてくれたり…
・一度しか話題に出していないのにうちのペットの名前を憶えていたり…
・何気なく教えてあげた飲食店に翌週には行ってたり…
・前回彼と会ったときに私がつけていたネクタイの柄を憶えていたり…
自分に興味を持ってくれている相手と話すのは、とても心地良いしなぜか元気をもらえる。
そのために使う1時間は全然無駄だとは思わないから、まぁいいか・・・。
最後になったが、彼と出会ってからは「彼の会社以外に印刷を依頼したことはない」とだけ付け加えておこう。
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◆あなたの活動に変換する質問◆
<自問自答してみてください>
・心から興味を持ってお客様と話していますか?
・相手は時間を忘れるくらい夢中になって話していますか?
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